Jan 04 2012
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“ ノーベル経済学賞を受賞したロバート・マートン(1944〜)は、今風に言えば「金融工学」を創始した人である。私の留学時代にハーバード・ビジネス・スクールで聴講した彼の金融理論の講義の中で1つ記憶に鮮明に残っている言葉がある。それは、
「世の中には賢い人と運の良い人がいる。賢い人は手法を誇るが、運の良い人は結果を誇る」
というものだ。まったく偶然でも、結果が出ることがある。したがって問題は、それが必然だったのか偶然だったのかを見分けることのはずだ。自分の手柄ばかりを強調する人に対しては警戒心を抱くべきだし、実際そのような態度に対して嫌悪感まで抱くことがあるのはもっともなことだといえる。
「世の中には賢い人と運の良い人がいる。賢い人は手法を誇るが、運の良い人は結果を誇る」
というものだ。まったく偶然でも、結果が出ることがある。したがって問題は、それが必然だったのか偶然だったのかを見分けることのはずだ。自分の手柄ばかりを強調する人に対しては警戒心を抱くべきだし、実際そのような態度に対して嫌悪感まで抱くことがあるのはもっともなことだといえる。
— 梶井厚志『戦略的思考の技術』(中公新書) p195 より引用 (via maidskii)